■W124-E280御納車/新潟のお客様■
この124は正にお宝でした・・・。94年最終型、何とガレージ保管でフルヤナセメンテの極上ワンオーナー車♪塗装のクラックはもちろん、天張りやステアリング、ウッドパネルまでも目立つダメージは無く奇跡的なW124でした。先日来店のF様、I先生も噛り付くほど(笑)。「売約済」の札がかかるとオーラが倍増するんですよね☆彡
お渡し前の洗車でW124の素晴らしさを再確認させられました(/ω\)
フロントウインドーは両サイドに堤防がある。これは走行時の雨水をサイドガラスに流さない構造。伸縮する1本ワイパーは2本よりも拭く面積が多い。上部の緑ボカシが色褪せしていないのは奇跡・・・。
リアガラスモールはルーフからの雨水をガラス面ではなくサイドに流す構造。実際、ルーフに水をかけてもガラスは濡れない。メーカーとヤナセのステッカーは今さっき貼ったかのような綺麗さ・・・。
サッコパネルは下がサイドシルのゴムモールに密着する構造。雨天時の乗り降りでもズボンを汚さない配慮・・・。
低い位置まで切り込まれたトランクフードは荷物の出し入れが楽、オープナーは鍵穴一体型。テールランプは泥の付着を考慮した凸凹形状・・・。
さすが、「最善か無か」ですね。
オーナーのW様は同じW124とR107をお持ち(凄っ!)。足となる124が各所不調、ディーラーでの診断でまずはエンジンハーネスを要交換、それ以外にも同時交換箇所が多く、何と概算100万円の見積だったとか・・・(汗)。右ハンドルですのでハーネスは純正で30万円ですって・・・。せめて左なら10万円ほどですが・・・。
こちらの280Eは2005年に対策品のエンジンハーネスに交換済で安心☆彡 そんな事を奥様に報告しても「は?」という感じらしい・・・。痛い位に分かります、そのやるせなさ(*ノωノ)
ご契約時には即決でしたね。非の打ちどころが無いとは、こんな車を言うのでしょう。
「新しい車は良いけど、すぐ形が変わるし、追いかけたら結果大金がかかる」とW様。時代感はあるものの、形も性能は極限レベルで完成されているW124。そんな車を手を加えて永く乗る事って素晴らしい☆彡
お乗りだった124が黒革内装ですので、後日スワップ予定。部品取り車があるって心強いですよね。
売り手が買い手を選ぶなんて、何だか感じ悪い響きかもしれませんが、W様に販売できた事は本当に嬉しく思います。W様は良いも悪いもクラシックメルセデスをしっかり理解されており、私勝手ではありますが娘を嫁に出す父のごとく安心しております。新潟33ナンバー、今後も継承して頂ければ幸いです。
極上の450SLCでのご来店も期待しておりますねm(__)m 鈑金修理にお時間を頂き申し訳ございませんでした。
この度は大変ありがとうございました。どうぞ大切にお乗り下さいませ。