■入庫車アクア/ドアインパクトビーム修理■
テッカテカに仕上げた入庫車アクア。
傷や使用感など仕方ない部分は少なからずありますが、どうしても納得いかない部分が・・・。
運転席ドアを閉めた際の音、「バォ~ン」ってやつ。他のドアは「バムッ」と普通なのですがね。
早速バラすわけですが、超~簡単だし国産車って最高♪
ドアハンドル内にボルト1本、パワーウインドースイッチ周りは工具不要で引き上げれば外れる♪
ここにボルト2本。1分もかからず、これだけで内張が外れます。
ネットでの僅かな情報を頼りに、可能性のあるドアインパクトビームを確認。
はい、見事にシールが剥離しています。
これが原因で、ドア外板とビームが共振していたという訳。
軽量化?コストカット?と所説ありますが、実際に鉄板は薄いし、そりゃ「バォ~ン」ですわ・・・。
剥がれている後方の3ヶ所を、強力な接着剤で固定!!
接着されたのを確認して、ドアを閉めてみるも内張を付けないとイマイチ分からず・・・。
内張を装着して、車に乗り込みドアを閉める・・・。
「バムッ」☆彡
おぉ~~!!と思わず独り言。
見事に改善されたわけで、展示開始でございます。
サイドシルまで綺麗でしょ☆彡
高級車やエアロ付の車ですと露出していないため気になりませんが、ナローな車ほど誤魔化しが効かなかったりするんですよね。
仕上げも手直しも、ちょっとした手間をかけるか否かで価値が変わってきます。
一番の悪は(アクアだけに笑)、やりもせずに「こんなもんですよ」と決めつける事。
売り手の価値観を押し付けられるほど、不快な事はありませんからね。
中古車が売れるまでの一連の業務を10とすると、仕入れ3:仕上げ4:媒体2:営業力なんて1以下ですわ(*´▽`*)
もちろん、売った後の方が大事ですけどね。
それでは皆様、良い連休をお過ごし下さいませm(__)m