■F48 BMW X1/テレビチューナー取付■
はい、新年度も宜しくどうぞ〜。
先日納車となったF氏のF48。バン~バンな様子で何よりでございます。が!!!課題だったテレビ問題クリアのためお預かりとなりました。
ていうか、こんな新しい車でナビも標準装備なのにテレビ無いって(泣)。新車時はディーラーオプションすら設定が無く、市販のインターフェイスをお使い下さい的な何とも不親切なBMWでございます。3シリーズ以下はテレビなんかより駆け抜けなさいって事か・・・。
用意したインターフェイスはa/tackさんのAT-VEM418P。せっかくだから別リモコンじゃなくステアリングリモコンでチャンネル操作したいという事で別売のAT-IR335を使ってALPINEのTUE-T500を組み合わせる作戦です。

基本的にはiDriveユニットにインターフェイスを割り込ませる形。早速、ウッドパネル→オーディオという順番でパネルを外していきます。

しっかり養生して、丁寧に優しく。フェイスパネルとユニットが独立しているんですね。

ユニットの収納場所はグローブボックスの奥ですので外します。固定はトルクス数ヶ所。

外れましたね。いつものように、あまりスペースに余裕が無いような・・・。

アームレスト下にある純正のAUXジャックにそのまま音声入力コードを挿す形だと「いかにも感」が出てしまうため、せっかくですので別売のAT-APSEL 4Pを使って隠しこんでいきます。

AUXジャック裏のカプラーに音声入力を割り込ませる形です。電気的に切り替えて音声入力されますので、テレビONの時以外は普通にAUXジャックを使用する事ができます。

ここで一番の難所に出くわす(泣)。シフト周りからグローブボックス内に隙間が全く無く、配線が通せない・・・。試行錯誤しながら、一旦オーディオ部まで配線を持ち上げて下に引き込んでいくという裏技で落ち着きました。

インターフェイスとチューナーを連結させて。

電源とAUXを繋いで固定。インターフェイスを装着したままだと車輌診断のOBD2が正しく動作しないため、診断の際はインターフェイスのメインカプラーを通常状態に戻すバイパス配線に繋ぎなおす必要があります。ここだけ原始的なんですね・・・。

インターフェイスをiDriveユニットに割り込ませて。

ユニットとモニターを繋いでいるピンクのカプラーに紫のカプラーを割り込ませて。

4チューナーですのでアンテナは4枚。上下の端からしっかり採寸して位置決め。

ピタ☆彡ピンボケは愛嬌で。

アンテナコードは落下防止のためスポンジを巻き付けてガラス上に隠しこみます。

インターフェイスは正常に起動。いろんな設定ができますが、テレビ視聴という目的をメインに設定。

無事、綺麗な映像とクリアな音声でテレビが見られます♪もちろん走行中も視聴可能になります。

付属のUSBはプログラムアップデート用。バグ修正や新機能の追加などメーカー側がオンラインで公開しているバージョンをパソコン経由で取り込む事ができます。
今回使用したパーツ4点でざっくり12万円也、プラス気持ちの工賃という内容。ちなみに新車時ディーラーに依頼すると25万円コースらしいです・・・。
確かに高額ですから、国産車感覚ではありえない金額かもしれません。でも、理解している人だけが得られる自己満足。極論それで良いんですよ♪
気になる操作方法ですが、AUX入力に切り替え→オーディオの1ボタンを押せばテレビが視聴できます。チャンネルはステアリングリモコン右のジョグダイヤルで選局、ワイドor2画面の切替もオーディオの1ボタン、という感じでスマートな操作に仕上がっております。iDriveのMENUボタンを長押しするとインターフェイスの設定画面になります。
今回は我々も大変勉強になった案件でした。ありがとうございま~~~すm(__)m







