■Y30セドリックワゴンをチョしまくる■

渋~~~!!!
最近、県外のお店で購入されたというMクンのY30セドワゴン。
期待に胸を膨らませて、岐阜まで車両を引き取りに行ったは良いけど、気になる所がありすぎるようで・・・。
以前、同じ型を扱った事がある我々に、販売店から修理依頼を承りました。
ドアは閉まらずラッチ調整、ハンドルはガタがありホーンは鳴らないウインカーが戻らないで中古のステアリングシャフトとボスを交換。
色んな配線が裸でチラホラ見えていたり、メーター内の2ヶ所電球交換、オーディオや内張りが固定されていないetc
Mクンが書き込んだメモはA4の用紙ビッシリ・・・汗。
ていうかホーン自体も壊れてるし・・・。
アルファホーン新調♪
何とか室内の不具合はイイ所まとめる。
シャフト交換は色々移植して超~難儀でした・・・。
ボンネットを開けた際に固定されないそうで・・・。
ガスダンパーではないし、画像を拾って調べてみると、これが逆でした。
この棒のしなりでダンパー的な役割を担っている構造。
全塗装した際にボンネットを外して、付け間違えたんですかね。
あと、ガソリン臭いそうで・・・。
インジェクターから漏れています。
古いのは分かるけど、上記然り車検を受けて納車だったそうですが・・・。
純正のインジェクターはとっくに廃盤。
色々調べたところ、この手の専門店ストックガレージさんでオリジナルのインジェクターを扱っているではないか!!
早速連絡して入手。劣化してそうな小物まで付属していてありがたい。
バラす。
熟成34年漬け物。
パイプに付け替えてゆく。
車体側のカプラー、グチャグチャです・・・。
付属の物に付け替えます。これはありがたい♪
インジェクター固定用ブラケットとスナップリングは再利用、Oリングは在庫の同サイズの物を使用しました。
微妙に違うホースの長さに難儀しながら、ようやく組みあがる。
サージタンクを取り付けてエンジン始動!!
ギョウィ~~~ン、漏れは完治して絶好調♪
最後に、乗り心地が漁船みたいに激悪だそうで・・・。
4輪全てショックが完全に抜けており、フロントは錆びた水だか油だかを大量に吹き出す始末。
純正は廃盤なわけで、カートリッジ式のフロントはKYBのY30セダン用を組み込む。
リアは200ハイエースの物を流用する。
乗り心地はと言うと・・・、もはや豪華客船?!激変であります。
部分的に販売店が面倒を見てくれるそうですが、Mクンは納得できない様子・・・。
Y30あたりに精度を求めちゃダメだけど、気持ちは分かります・・・。
売主側って、瑕疵担保責任という重大な約束事があります。
ど~~~も中古車業界ってのはそれを軽視していると思うんです。
不具合があれば直してから販売する、不具合を現状とするならそれを事前に説明する。その2つ、簡単な事だと思うんですけどね。
加減が難しいところですが、ど~も2の次にされがちです。
あ~ヤダヤダ・・・
Mクン、今後もメンテナンスは必要になってくるとは思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。