■ハイエース/車いす移動車→貨物車へ構造変更■
昨今の高齢化社会、この類の車は結構見かけますよね。
明日は我が身ですので、この機会に乗り方を練習しておきました(*’▽’)
実はコレ、このまま使うんじゃなくて、トランポ用のオーダー案件。
ハイエースって昔から世界的に超~人気でして、新車はオーダーストップ(今は出荷停止・・・)だったりの関係でさらに中古車相場が爆上がり・・・。
本当は貨物車が良かったのですが、意外に安価な福祉車両をベースに改造しちゃえば良くね!?という流れ。
根こそぎ取っ払う!!!
もはやリフォーム・・・。
スカ~ン♪
補助席まで外して、ロングフォークもイケる仕様に。
が、このまま検査に行くと落とされます・・・。
なぜなら↓
(◎_◎;)理解できぬ・・・。
念密な採寸からの、ムサシにてワークパイプとジョイントを入手。
床が波打っているので、木材で土台を作ってから固定。
これぞ職人技でございます☆彡材料費は8000円ほど。
“仕切り棒”とか”セパレートバー”とかが一般的な名称。要するに乗員と荷室の空間を分けるための棒が必要なんですよね。
本来は左右ピラーに一直線に取り付けられていますが、車いす仕様だとソレが無く、取り付けるためのベースも無い・・・。
それで急遽こしらえたのがコレでした。極論、シートの後に固定された棒があればOKですので無事検査は合格。
メーカーから取り寄せた諸元も用意して、あ~でもないこ~でもないと測定をして予備検査が完了しました。
340kgも軽量化されている・・・。他、定員や用途、車体形状なんかも変更されました。
これでめでたく普通のロングハイルーフ1ナンバー貨物ハイエースになったわけです。
サイドウインドウ付はご愛敬、さぞかしバイクも眺めが良い事でしょう(笑)
海外出張中のオーナーN様、帰ってきたら手続き進めていきましょうm(__)m