今後はこの本体価格表示だけでは違法、10月より中古車は総額表示が義務化されます。 
こうなった理由は･･･。もはや分かりますよね。 
 
A店、車両本体価格98万円(総額表示無し) 
B店、車両本体価格113万円(総額125万円) 
 
消費者はA店に問い合わせしちゃうわけです。安いんですから･･･。 
蓋を開ければ言葉巧みにあれやこれやの諸費用やオプションを追加させられる。 
ある程度知識を持った消費者なら法外な事に気づきますが、詳しくない方も多いですからね。 
結果、A店での総額は150万円とか･･･。平気で横行していたんですよね今までコレが。 
 
私欲のために秩序を乱す輩のせいで、業界の信用はズタズタ。 
一応、真面目にやっている側としたら憤りしかない。

税込表示が常識になったように、うちは先駆けてプライスボードは総額表示メインに変更します。 
諸費用は税金や自賠責保険等を含むため、毎月計算し直して表示を変えていくのが手間ですけど。 
 
また、整備代を諸費用として計上できなくなる為、3～5万円程度は本体価格に含める形に。 
総額は以前と変わりませんが、媒体の本体価格だけを見れば中古車全体が値上がりしたように誤解されそう･･･。 
整備無し販売なら価格は据え置けますが、そんなきな臭い商売無しであって･･･。そして要望でも整備代を別請求した時点で違法ですし。 
 
この辺の認識の違いは店側と消費者の間で今後トラブルになりそうですね。 
個人的には、そんなんでトラブった時点で辞めちまえって事なんですけど。 
 
詳しくは下記参照↓
自動車公正取引協議会HP