■VW ザ・ビートル/ドアロックアクチュエーター交換■
K様のThe BEETLE。助手席ドアが外側から開かない時があるらしく先日点検させて頂きました。その時は正常に動作していましたが、後日「全く開かなくなった~」との事でお預かり。診断の結果はドアロックアクチュエーター、いわゆるモーターでした。
早速、内張を外していきます。
グリップ部分のカバーを外します。コツさえ分かれば工具無しでもパコっと外れます。
上下のボルト2本で固定されていますので外します。
パワーウインドースイッチは上に引き上げると外れますので、裏のカプラーを抜いておきます。
下にも2ヶ所ほど固定部分があります。
このロックを90度回すと内張が外れる状態になります。
さすがヨーロッパ車、密着性が高く隙間が無いんですよね。傷つけないように㊙工具で下から浮かせて。
上の引っ掛かりを持ち上げればスムーズに外れます。
インナー&アウターハンドルに引っかかっているワイヤーを外し、アクチュエーター側面のボルトを外すとコロっと本体が外れます。
左が外した部品、右が用意した部品。え?違くね?!いやいや・・・。
純正品番5K2837015Dから調べると同年代のゴルフやポロ、シャランなどが共通の部品を使用している様子。新品は3万円近くしてしまいますので、今回は中古品を活用。ポロ用ですのでワイヤーだけが長いんですね。これは元のワイヤーに差し替えて使用します。
動作確認したら、あとは元通りに組み上げて終了。時間にして15分位でしょうか。
K様、大変ご迷惑お掛けしました。週末の引き取りお待ちしておりますm(__)m